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プレオルソとは

子どもの歯並びが悪くなる代表的な要因をご存じでしょうか?実は、指しゃぶりや口呼吸などの子どもの日常的な癖が、歯並びに悪影響を及ぼしています。今回解説するプレオルソとは、将来の歯並びに悪影響を及ぼす指しゃぶりや口呼吸を改善しながら、歯列を整えるマウスピース型の矯正装置です。ここでは、プレオルソが一体どういうものなのかについて、プレオルソのメリット・デメリットとともに解説するので是非ご覧ください。

プレオルソとは?お口周辺の筋肉を鍛えて間接的に歯列を矯正する装置

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プレオルソとは、4~7歳のお子さまが対象のマウスピース型矯正装置です。矯正装置とはいえ、プレオルソの目的は歯並びの細かい調整ではありません。プレオルソの目的は、お口周辺の筋肉を鍛えたり、舌を適切な位置に置く癖をつけたりなど、あごの成長や歯並びに良い影響を与えることです。綺麗な歯並びを実現するための準備としてお口周り全体を鍛える道具と言えばイメージしやすいでしょう。プレオルソを使用して早期治療を行うことで、重度の叢生(ガタガタな歯並び)などになりにくくなるので、プレオルソは非常に重要な治療法の1つであると言えます。

プレオルソの装着時間は、基本的に就寝中と起きている間の1時間のみです。寝てしまえば矯正装置を付けている感覚がなくなるので、お子さまも負担を感じることなく取り組めるでしょう。また、プレオルソはポリウレタンという柔らかい素材でできているため、プレオルソを装着することによって口内を傷つける心配もありません。以下では、プレオルソを装着する具体的なメリットとデメリットについて解説するので、是非ご覧ください。

本格的な歯列矯正をする時に楽できる

プレオルソの最大のメリットは、永久歯が生えそろった後の本格的な歯列矯正がラクになることです。プレオルソを装着していると、永久歯が生え始めた後に本格的なワイヤー矯正やインビザライン・ファースト(マウスピース矯正)の治療期間が比較的短くなります。また、抜歯をするリスクを下げることも可能です。このように、早期からプレオルソを装着して予備矯正をすることで、永久歯が生え始めてからの本格的な歯列矯正をスムースに終わらせることができます。プレオルソで歯並びがある程度改善したために、本格的な矯正が不要になる場合もあるので是非この機会に検討してみてください。

指しゃぶりや口呼吸を改善できる

プレオルソを装着すると、歯並び以外にも指しゃぶりや口呼吸などの癖を改善することができます。指しゃぶりや口呼吸は、口内に圧力をかける行為です。特に成長期にこのような癖があると、将来の歯並びに悪影響を及ぼす場合があります。そのため当院ではプレオルソによる早期治療をお勧めしております。指しゃぶりの癖がある場合、プレオルソは上あごと下あご一体型なので、装着している間は口の中に指が入りません。そのため、寝ている間に無意識でしてしまう指しゃぶりを防げます。口呼吸に関しても、就寝中はお子さまが舌でプレオルソを押し出してしまわないように、お口にテープを貼ります。お口を閉じた状態で寝るので、必然的に鼻呼吸をする習慣がつくでしょう。お子様に指しゃぶりや口呼吸の癖がある場合は是非プレオルソを検討してみてください。

取り外し可能できちんと歯を磨ける

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プレオルソは取り外しが可能です。そのため、歯を磨きやすく虫歯のリスクを下げられます。親御さんが最後の仕上げとして歯を磨く場合も、何の不自由もないのでご安心ください。稀に乳歯は生え変わるから虫歯になっても大丈夫と勘違いされている方がいらっしゃいます。しかし、乳歯が虫歯になると、歯根に菌が侵入し、後から生えてくる永久歯も虫歯になる可能性が高くなります。そのため、乳歯のケアは非常に重要です。取り外し可能なプレオルソで、虫歯からお子さまを守りながら予備矯正を行いましょう。

完璧な歯並びの実現は難しい

プレオルソでは、細かく歯並びを調整することができません。そのため、完璧な歯並びを実現することは難しいです。プレオルソはあくまでも予備矯正であり、あごの成長のサポートや舌の位置を正すことに効果を発揮します。本格的な歯列矯正には、ワイヤー矯正やインビザライン・ファースト(マウスピース矯正)を別途行う必要があるので注意してください。

プレオルソに慣れたお子さまは、同じくマウスピースを使用するインビザライン・ファーストへの適応力が高いです。プレオルソ治療の後の矯正治療法には、是非インビザライン・ファーストを検討してみてください。

>>インビザライン・ファーストの詳細はこちら

お子さまの取り組み次第で結果が左右される

プレオルソは、お子さまが非協力的だと良い結果がもたらされません。就寝中にプレオルソを装着する時は、テープを貼ってお口を閉じます。そのため、口呼吸が癖になっているお子さまは、慣れるまで不快に感じやすいです。親御さんが見ていないうちに、テープをはがしてプレオルソを取り外してしまう子もいらっしゃいます。しかし、適切な装着時間を守らなければ、プレオルソの効果は激減してしまうので十分な注意が必要です。特にプレオルソは保険適用外なので、親御さんからすれば、やるからには良い結果を出したいと思うものでしょう。プレオルソ治療を成功させるためにも、常にお子さまに目を配るようにしてください。

プレオルソで早期治療を開始してみませんか?

今回は、プレオルソを使用して行う早期治療のメリット・デメリットについて解説いたしました。プレオルソ(早期治療)の重要性はご理解頂けましたでしょうか?プレオルソはあごの成長を促したり、舌を適切な位置に置く癖をつけたりと、良い歯並びを実現するためのサポートをしてくれます。それだけでなく、指しゃぶりや口呼吸の癖を改善することも期待できます。指しゃぶりや口呼吸は歯並びに悪影響を与える行為で、早急に治すことが推奨されるので、気になる方はこの機会に是非プレオルソを検討してみてください。

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