インビザラインやらなきゃよかった?後悔しないための事前知識
インビザラインコラム一覧

「インビザラインをしたいけど、治療中にトラブルが起きたらどうしよう…」
「時間もお金もかかる治療だからこそ、後悔したくない…」

インビザラインをご検討の患者様で当院にお越しいただく方からは、このようなご相談を受けることがよくあります。

インビザラインは治療中の見た目を気にせずに歯列矯正することができ、治療後には美しい歯並びを実現できますが、もちろん治療には時間や費用がかかります。実際に治療後にインビザラインなんてやらなければよかった、と後悔されている方もいるそうです。

当院では患者様が、治療後に後悔することがないよう、事前にインビザラインのメリットやデメリット、リスクなど事前に知っておくべきことを丁寧にご説明しています。しかし全ての医院が、患者様に後悔させないための努力ができているのかというと、難しいところです。

そこでこのページでは、インビザラインで矯正治療をやらなきゃよかったと後悔しないために、患者様ご自身が事前に知っておくべきこと、持っておくべき知識について解説します。

  • インビザラインをやらなきゃよかったと後悔する原因
  • 後悔しないために知っておくべきポイント
  • 優れた歯科医院や信頼できる医師の選び方

このページをご覧いただくことで、『インビザライン矯正を始めてよかった』と感じる人と『やらなきゃよかった』と後悔する人の違いが理解できます。これらを知ることで、ご自身にインビザラインが合っているのかどうか、どんな歯科医院で治療を受ければ後悔しないのか、といったこともわかるはずです。

当院ではインビザラインでの矯正治療を検討されている方に、無料のカウンセリングを行っております。強引な勧誘などは一切致しません。矯正治療への不安なお気持ちを解消できるように、丁寧にお話を伺ってじっくり相談させていただきます。是非お気軽にカウンセリングにお越しください。

【この記事の執筆と監修者】

こうつ歯科・矯正歯科 (大阪府吹田市)理事長
CiAO マウスピース矯正勉強会 代表(歯科医師向け)
インビザライン プラチナプロバイダー

高津 充雄(歯科医師)(こうつ みつお)

歯ならびで後悔する人をなくしたいという想いで、 歯列矯正を安全に行うための知識を発信しています! 矯正治療では歯ならびを綺麗にするだけではなく、口元まで美しく整えることを心がけています。 可愛く・格好良くなっていただけるように、精密な診断とシミュレーションを活用して治療を行います。

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インビザラインをやらなきゃよかったと後悔する原因

インビザラインやらなきゃよかった?後悔しないための事前知識

インビザラインをやらなきゃよかったと後悔されている方がいます。その原因はいったいなんなのでしょうか?

インビザラインをやらなきゃよかったと後悔する主な原因は、以下の5つです。

  1. 装着時間が守れなかった
  2. 噛み合わせが悪くなった
  3. スペースが閉じない
  4. 奥歯が噛めない
  5. 犬歯が後ろに向いていると動きにくい

なぜこのようなことが起きるのか、どうすればそのような事が回避できるのか、解説します。皆様がインビザライン(歯列矯正)をやらなきゃよかったとならないために、お役に立てれば幸いです。

装着時間が守れなかった

インビザラインのマウスピース矯正は自分で装置の取り外しが可能です。食事のときや、歯ブラシの時に外せるので、虫歯になりにくく、清潔などの大きなメリットはありますが、しっかりと自分で装着する必要があります。1日20時間以上は必ず、理想は21時間以上装着時間を守れないとマウスピースのフィットは悪くなり、歯は動かず治療は進みません。

まずは、マウスピースを21時間以上しっかりとつけられる環境であるか確認しておきましょう。
大抵の人は、守れますが、どうしても難しい人、もしくは自信がない人はワイヤー矯正で自分で外せない矯正装置を選択するのも一つの方法だと思います。

噛み合わせが悪くなった

マウスピース矯正はAIが治療計画を立案してくれるので安心と書いているホームページがありますが、全くそんなことはありません。AIが作製する治療プランでそのままオーダーすると歯は並びません。結局、最後は、すべて人間であるドクターの力量や経験によります。

症例数が少ない先生や、治療計画を外部に外注している先生もいらっしゃいます。外注すること自体は良いのですが、治療途中にトラブルが発生したときの対応ができません。リカバリーするのに、再びオーダーするのか、ワイヤーに切り替えるのか、マウスピースに細工をするのか、補助器具や装置をつけるのかなど、さまざまなリカバリーの方法があります。

そのような対応策ができないと、噛み合わせは悪くなってしまいます。セファロ分析などの矯正治療にぜったいに必要な検査を行ったあとに診断してもらい、また、症例数が多く経験数が豊富なドクターに診てもらうことをおすすめします。

スペースが閉じない

『インビザラインやならなきゃよかった』と考える理由の一つに、抜歯した後のスペースが閉じないという現象が生じる場合があります。

インビザラインが歯を抜く症例に対応してきたのは2016年のインビザラインG6というシステムが導入されてからです。それ以降のインビザラインをしっかりと勉強していないドクターが治療すると、スペースが閉じない場合があります。

インビザラインで歯を動かす際は『順次移動』といって全部の歯を一度に動かすのではなく、グループごとに順番に動かします。経験の少ないドクターはどこをどうグループをつくって、動かすかが分かりません。よってしっかりと症例数が多い、インビザラインプラチナドクターなどに診てもらう方がよいでしょう。

奥歯が噛めない

奥歯が噛めなくなる理由は2つあります。

1つは、インビザラインで動かす順序やスペースの問題で、前歯が先に咬合して、奥歯が当たらなくなること。

最終的に奥歯が噛むことが、前提に並んでいるのなら、一定期間を乗り越えれば奥歯も当たってくるので心配いりません。しかし最終段階になっても奥歯が噛めないのであれば、問題です。

2つ目に、ボーイングエフェクトといって、抜歯スペースなどに歯が倒れ込んでしまう現象があります。これは、歯の根の動きがマウスピースについてきていない事が原因です。その際は再度、インビザラインをオーダーし直すか、一定期間ワイヤー矯正などでリカバリーが必要になります。

また、歯の動きや長さには個人差があります。よって、最後に顎間ゴムと呼ばれるゴムで奥歯の上下を噛ませることを考慮して治療計画を立てることもあります。

犬歯が後ろに向いていると動きにくい

犬歯とは前から数えて3番目の牙のようにとんがっている歯を指します。この歯は根っこの長さが歯の中で一番長く、すなわち、他の歯に比べて骨の中に埋まっている長さが一番長いので、一番動きにくい歯でもあります。

よって、犬歯が後ろを向いているときは、CT画像などの分析を行いとても慎重に、時間を長めにとって動かす必要があります。それをしっかりとわかっているドクターに診てもらいましょう。時には、一定期間、部分的にワイヤー矯正を行ってからマウスピース矯正に移行するのも一つの方法です。マウスピース矯正のみ、ワイヤー矯正のみのどちらかしか行えないドクターでは対応が難しくなります。

インビザラインで後悔しないために知っておくべきポイント

インビザラインで後悔しないために知っておくべきポイント

矯正したことを後悔した…という方の多くは、以下の5パターンが多いです。
気を付けていれば避けられるものもあれば、やむを得ないものも…。デメリットになりうる点も事前に把握するようにしてください。

①:毎日の掃除、メンテナンスが面倒臭い

歯列矯正装置は、主にワイヤー矯正とマウスピース矯正があります。どちらの装置も口内で装着する時間が長いため、しっかりと掃除やメンテナンスをする必要があります。毎日のようにやらなくてはいけないので、最初は良かったが途中から面倒になったという人が多いです。

ワイヤー矯正であれば自由に取り外しができないため、いつも以上に丁寧な歯磨きや口内ケアが必要になります。マウスピース矯正であれば自由に取り外せるため歯磨きは問題ありませんが、マウスピースの掃除をしなくてはいけません。菌が繁殖しては虫歯や歯周病につながってしまいます。

また自宅でのメンテナンスも重要ですが、定期的にクリニックへ通院して現状の確認とメンテナンスを行う必要もあります。こういったケアが歯列矯正の成功には重要なことだと分かっていても、「1日くらいなら掃除しなくてそのまま放置でもいいや」という感情になってしまうこともあります。その結果、矯正期間も延びてさらに後悔することになるのです。

②:治療後に元に戻った

せっかく歯列矯正をしたのに、しばらくしたら歯並びがガタガタになってしまった…という人がいます。この現象のことを「後戻り」と呼びます。

歯列矯正直後は、歯を支えている骨が完全には固まっていません。この状態で放置してしまうことで、後戻りが起こってせっかく矯正した歯の並びが元に戻ってしまうのです。それを防ぐために保定装置を付けるのですが、保定装置を使っていない・忘れている人は後戻りしやすいです。

③:痛みがひどかった

矯正治療は、歯を少しずつ動かして固定する治療です。すこし力を入れたところで歯は移動することはありません。矯正装置で歯に少しずつ負荷をかけ、それによって歯が骨に押し付けられて歯根膜が正常な状態に戻ろうとします。そして、押し付けられた骨は溶けて反対側に新しく骨が形成されるのです。

このような働きを経て歯を動かしていきます。しかし、歯が溶ける際には「痛みを感じさせる物質の分泌」が行われてしまい、それが結果的に矯正中の痛みとして感じる人が多いのです。

痛みのピークは36時間後前後と言われており、それ以降は少しずつ痛みが減っていきます。特にインビザラインは痛みが少ないと言われており、強い痛みを感じることは少ないでしょう。それでも違和感や痛みが残る人もいますし、装置を新しく調整したことで再び痛みが出てしまうことがあります。

インビザラインの上手い歯科医を見分けて治療を受けよう

歯列矯正の選び方でおすすめしたいが、歯科医院・歯列矯正クリニックに在籍しているドクターが取得している資格について確認するという点です。実は、歯列矯正にも特別な資格があります。それが「認定医・指導医・臨床指導医」です。

この3つは日本矯正歯科学会が認定している資格で、歯列矯正に関して膨大な知識・経験が必要になります。認定医でも大学病院などでの研修、5年以上の矯正治療の実績、学会での論文発表などが必要になるほどです。指導医・臨床指導医にもなればそれ以上に厳しい審査をクリアする必要があります。

まとめ:後悔しないための事前知識を手に入れよう

まとめ:後悔しないための事前知識を手に入れよう

このページでは、インビザラインで矯正治療をやらなきゃよかったと後悔しないために、患者様ご自身が事前に知っておくべきこと、持っておくべき知識について解説しました。

  • インビザラインをやらなきゃよかったと後悔する原因
  • 後悔しないために知っておくべきポイント
  • 優れた歯科医院や信頼できる医師の選び方

これらをしっかりと押さえておくことで、希望通りの治療を受けることができ、後悔のない矯正期間になるはずです。

当院ではインビザラインでの矯正治療を検討されている方に、無料のカウンセリングを行っております。強引な勧誘などは一切致しません。矯正治療への不安なお気持ちを解消できるように、丁寧にお話を伺ってじっくり相談させていただきます。是非お気軽にカウンセリングにお越しください。

矯正治療で後悔して欲しくない

歯並びを綺麗にしたいと一大決心して歯列矯正を始めてみたものの、ご自身の思い描いていたような歯並びや口元にならなかったら、とても辛くて悲しいでしょう。
歯列矯正で後悔しないように、この記事があなたのお役に立てたらとても嬉しいです。

歯列矯正で後悔しないようにするためには、しっかりとあなたの想いや希望を聞いてくれる歯科医師に出会うことが大切です。
ご自身の歯並びや口元をどのようにされたいのか親身に相談に乗り、そしてそのご希望に合うように治療を進めてくれる歯科医師に治療をお願いすれば、後悔のない理想的な歯並びを手に入れることができるでしょう。

私たちが選ばれる 6つの理由

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

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マウスピース矯正の講師が行う
矯正治療

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

当院の理事長である高津は日本中にマウスピース矯正の知識を伝える歯科医師向け勉強会(歯科医師が400名以上在籍2024年1月現在)の代表を務めています。

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また高津自身が講師を務める歯科医師向けマウスピース矯正の講習会でこれまでに450名を超える歯科医師(2024年1月現在)に指導をしています。
歯科界の第一線で活躍されている先生もご受講いただき、高い評価をいただいております。

02

通算治療実績300名以上
で経験豊富

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理事長の高津はインビザラインの年間症例数が多いドクターに与えられるプラチナプロバイダーを4年連続で獲得、そして2023年はダイヤモンドプロバイダーを獲得(連携医院と共同)、通算治療実績は300名を超えています。
数字が全てではありませんが、マウスピース矯正で患者様が満足の行く治療結果を得るためには、技術や経験がないと難しいと言えるでしょう。

デジタルを駆使したマウスピース矯正

矯正治療のシミュレーションは全て理事長の高津が作成しますのでご安心しておまかせください。

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療
お顔と歯並びを総合的にデジタルで診断

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お顔と歯並びを
総合的にデジタルで診断

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

マウスピース矯正では、治療開始前の精密検査のデータをもとに、3Dの治療計画ソフトウェアを使って、治療開始から治療終了までの歯の動きを3Dシミュレーションで見ることができます。

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

この3Dシミュレーションは、CT撮影で得られた骨のデータと重ね合わせすることができ、より安全に歯の移動を診断し、治療計画を立てることができます。

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患者様の歯並びを綺麗にして口元を自然な美しさに改善するために、歯を見るだけではなく、お顔と歯並びのバランスを考え、デジタルを駆使して総合的に診断致します。
正面だけでなく、横顔の診断も大切にしています。お口元が出でいる方は、前歯を後ろに移動させると、とても綺麗な口元の印象に変わります。
そこに歯科医師の診断の差が出ます。口元が綺麗になると人生が変わります!

改善後のイメージを治療開始前にシュミレーション

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矯正相談(無料カウンセリング)
あなたの想いをお聞きします

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

まず、しっかりと患者様のお気持ちをお聞きします。
歯並びやお口元をどのように気になられているのか、あなたの想いをお聞きします。
歯科医師と歯科衛生士が実際にお口の中を拝見し、口腔内写真を撮影し、必要に応じてレントゲンを撮影し今後の治療方針をご説明いたします。
貴重なお時間を使って当院にいらっしゃったことを後悔させません。
(レントゲンは保険診療費用をいただきます。正確な治療方針をご説明するためにレントゲン撮影を推奨しています)

05

医療コーディネーターがさらに
しっかりと想いをお聞きします

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

せっかく歯並びの相談に来たのに、時間が足らずに納得できるまでお話ができなくては時間の無駄になってしまうかも知れません。
当院では医療コーディネーターが在籍し、歯科医師と歯科衛生士による矯正相談の後にさらにしっかりとお気持ちをお聞きし、お悩みの解決のお手伝いをさせていただきます。医療コーディネーターまで在籍しているクリニックは中々ございません。
歯科医師や歯科衛生士に話しにくい内容もカウンセリングルームでゆっくりとご相談ください。

改善後のイメージを治療開始前にシュミレーション

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大阪の中心地から
お車で20分の好立地

マウスピース矯正の講師が行う矯正治療

こうつ歯科・矯正歯科は、新大阪からお車で15分、梅田から20分の好立地にあり、北摂エリアを中心に大阪中から患者様が来院されます。
患者様専用の駐車場を6台完備しています。
大阪府外の方も矯正治療のために通院されています。

無料相談と治療の流れ

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矯正相談のご予約・ご来院

無料相談と治療の流れ

WEB診療予約フォーム、もしくはお電話にてご予約をお願い致します。
ご来院後、医療コーディネーターがあなたの想いをお聞き致します。「歯並びのガタガタが気になる」「口元が出ている」「八重歯を治したい」など、歯並びのお悩みをお聞かせください。

02

レントゲン撮影・お口の中のチェック

無料相談と治療の流れ

※矯正相談の際には、レントゲン検査(保険診療費:約3000円程度)をお勧めしております。レントゲン検査をせずにカウンセリングだけを受けることも可能ですが、レントゲン検査をしていただいた方が、より正確で具体的なアドバイスが可能です。
診療室に移動し、歯科医師、もしくは歯科衛生士がお口の中をチェックします。虫歯がないかどうかの確認も大切です。

03

口腔内写真の撮影・お顔の撮影

無料相談と治療の流れ

口腔内写真とお顔のお写真を撮影します。
お顔と歯並びの関係は、治療方針を決めるために重要です。

04

治療方針の説明

無料相談と治療の流れ

撮影した資料を診察室の大画面で見ていただきます。
写真をお見せしながら、現在のお口の状態からあなたの理想に近づくために矯正を行う場合の治療方針を説明致します。
無料カウンセリングは歯科衛生士が担当させていただくことがあります。

05

口腔内スキャン・簡易シミュレーションを用いた説明

無料相談と治療の流れ

最新デジタルの、口腔内スキャナー『iTero(アイテロ)』を使用し、お口の中を3D 画像としてコンピューターに反映します。従来の粘土のような材料による型取りではなく、スキャナーで多くの写真を撮ることによる最新の印象方法です。
AI機能を使用した簡易的な歯並びのシミュレーションをお見せ致します。
※歯並びの状態によっては口腔内スキャンを行わないことがあります。

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カウンセリング

無料相談と治療の流れ

「大まかな治療方針は?」「抜歯が必要か?」「治療期間は?」「来院頻度は?」「マウスピース矯正のメリットとデメリットは?」「ワイヤーを使う可能性は?」「顎間ゴムの使用は?』「インプラントアンカーの使用は?」「費用は?」「医療費控除の目安は?」「医療ローンについて」など、様々な疑問を歯科医師、歯科衛生士、医療コーディネーターがしっかりとお時間をかけて解決致します。

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